増田さんの採用塾!vol.1『採用計画の立て方と気をつけるべき3つのポイント』

増田さんの採用塾!vol.1『採用計画の立て方と気をつけるべき3つのポイント』

9月からは『教えて嶋さん!!シリーズ』改め、『増田さんの採用塾』を連載!
採用の基礎から、ちょっとしたコツ、応用編まで、外国人スタッフを採用するノウハウを教えていただきます!!

採用計画の立て方と気をつけるべき3つのポイント

Q. 急な欠員が出たため、採用計画を練っています。採用計画の立て方とフィリピンならではの気をつけなければいけないポイントを教えて下さい。

A.何事も成功させるためには計画を立てることが非常に重要です。採用も同じで、しっかりと計画を立てることで成功に導くことができます。採用計画とは、「どんな人を/いつまでに/どうやって採用するか」という戦略と戦術です。フィリピンという慣れない地での採用でも基本的にこの計画をきちんと立て、その通りに進めることができれば、採用は最小の時間で最大の成果を収めることができます。

今回は、採用計画の立て方とフィリピンで採用計画を立てる際に気をつけなければいけない3つのポイントを解説します。

 

1.採用計画の立て方の手順

まずは基本的な採用計画の立て方です。

  • 1. 求める人材の定義と言語化(どんな人材が欲しいのかを言語化する)
  • 2. 募集条件の決定(給与などの待遇の決定)
  • 3. 採用の担当者と責任者を決める(採用に集中できる環境を作る)
  • 4. スケジュールの作成(いつまでに採用したいのか期限を決め、逆算していく)
  • 5. 採用方法の選定(知人紹介、求人広告、人材紹介etc…)
  • 6. フィードバックシステムの構築

採用計画   Google 検索
 

2.採用計画を立てる際の最重要ポイント

上記の手順通り採用計画を立てていく際の最重要ポイントが「仕事内容・求める人材・給与のバランス」です。

このバランスが1つでも崩れていると採用の成功率はかなり下がります。逆にこのバランスが取れていれば採用は計画通りに成功します。ポイントは、「転職者から見て合理的に応募したくなるかどうか」です。

極端な話、10年以上営業畑を歩いてきた転職者が急に給料を下げてまで事務のお仕事をしたいと思うことは特別な事情がない限りありません。採用したい人材が応募したくなるような仕事内容と給与を設定することが大切です。バランス   Google 検索

最も陥りやすい失敗例が、求める人材のレベルが高い割に給与が市場の平均的である場合です。価値のある人材はもちろん市場価格よりも給与が高くなります。計画を立てる時点では求める人材のレベルが高くなりがちですが、レベルが高い人を採用するにはそれだけのコストがかかることを考慮しましょう。

 

3.バランスが崩れる原因

バランスが崩れる原因は主に2つあります。

  • ①「求める人材のレベルが高い」
  • ②「設定した給与が低い」

バランスが崩れるのを防ぐには人材のレベルと相場の給与観を正しく把握すること。正しい情報を集め、高すぎず安すぎない給与を設定しましょう。
また、求める人材の言語化をする際には、本当にその要素がそのポジションには必要なのか、最低条件となる要素のみを抽出することが重要です。

 

4.海外で採用計画を立てる際に気をつけなければいけない3つのポイント

海外で採用計画を立てる際に気をつけなければいけないポイントは3つあります。
それは「①ポジション名②手取り給与③採用のスピード」です。

①ポジション名
日本人の終身雇用とは異なり、海外では転職することでキャリアアップするのが一般的です。そのため、転職時にはポジション名を非常に気にします。待遇が一緒であってもポジション名が違うだけでオファーを辞退することはよくあることです。
可能な限り少しでも高いポジション名で募集をかけましょう。
もし役職がない場合は、新たにポジションを作ることも方法の1つです。
 
②手取り給与
フィリピンでは税金(所得税)が高額(最大で32%)という背景があり、ローカル企業の中ではタックスシールドというものがあります。また税金を減らし、手取りの給与を上げている企業もございます。そのため、前職より総額の給与は高いけども手取りの給与が低くなりオファーを辞退されることもしばしばです。そうならないためにも前職の手取り給与を聞いて、それを下回らないように総支給額を支給するようにしましょう。
 
③採用のスピード
海外では日本と比べ候補者の転職期間が短いです。
早い候補者は2週間ほどで決まり、平均的にも1カ月ほどで決まります。その背景には、転職でキャリアップをしていくのが当たり前という風土があり、現状よりも良い内容のオファーを獲得したらすぐにそちらに転職する傾向があるからです。

したがって、採用期間が1カ月以上を超える企業様では、他社様への候補者が流れるのを防ぐために、面接プロセスを短縮し、選考期間を短くするなどの工夫をされている企業様もございます。

 
 
今回は採用計画の立て方とフィリピンで採用計画を立てる際に気をつけなければいけないポイントについて記載いたしました。次回は採用計画の立て方の手順について各手順のポイントを記載いたします。
 

<プロフィール>
増田慎平(ますだ・しんぺい)
Reeracoen PHILIPPINESマニラオフィス営業担当。
丁寧かつスピード感を持って人材紹介を行う。

 
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